天空オフィシャルブログ

もう昔、まだ大学生のころの話です。友人と深夜埼玉県の正丸峠にドライブに行きました。

正丸峠がある山に到着したのは確か深夜2時過ぎだった気がします。

街頭がなく曲がりくねった山道を延々と登っていきました。確かまだ夏だったと記憶してますが、山を登るにつれて寒くなってきます。

もうかなり登ったでしょうか？休憩のため山道脇に車を停車させました。




とその時です。山道下に炎が燃え上がるように火の柱が上がりあたりは一瞬に明るくなりました。

車を降りて山道下を眺めてみると何かが燃えています。とその時一瞬に炎がかき消されて辺りは再び漆黒の闇に包まれました。

とその時です。静寂の中で何かほうきで道を掃くような音が聞こえてきました。

なんだろうと思い、耳を澄ますと再び静寂に包まれます。管理人の空耳かと思い、念のため同行していた友人に聞いてみると、やはりほうきで掃くような音を聞いたと言います。

しばらくすると今度は背後でほうきで掃くような音が聞こえてきました。

振り返るともちろん漆黒の闇です。しかし今度は音は消えず、はっきりと明確にほうきで掃く音が聞こえました。しかも音はどんどんクリアに大きくなってきます。

ふと時計を見ると午前3時を示していました。

音の発信源あたりが薄っすらと明るくなってきました。呆然と見つめていると更に明るさが増し、背が曲がり醜い老婆がほうきで掃除すてる姿が映し出されました(；´Д｀)

そうです。確かに老婆が人っ子一人いない街頭のない深夜の山中を黙々と掃除してるのです。

とそのときです。

老婆が空中に浮いてこちらめがけて突進してきて、もうぶつかる寸前にぼんと音を立てて消え失せました。

再び辺りは漆黒の闇に包まれました。しばらく待ちましたが、もう音がすることもありません。

念のため懐中電灯で老婆が掃除してたあたりを照らしてみるち、な！な！なんと！そこいらあたり一面血の海になっていました(；´Д｀)

おもむろに車に乗り込み友人とは一言も口を利かず黙って帰路に就いたことは言うまでもありません。

実はこの話には後日談があるのですが、皆様に配慮して省略させていただきました。

ネットで正丸峠を検索すると、結構やばい話多いところみたいですね。

この世はまだまだわからないことだらけです。


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