天空オフィシャルブログ

ぼんやりマジックミラーを見つめていると、雲のようなものがゆらゆらと蠢いてるのが見えました。

辺りは薄暗く視界良好とは言えません。

管理人の意識はどんどんと遠のいていきました。


気づいたら、管理人はどこかの真冬の荒涼とした海岸を１人歩いていました。

風が強く吹き荒れていました。

防波堤のあたりにフード付きのジャンパーを着てうずくまっているみすぼらしい男を見かけました。


特に気にすることなく歩き始め、何気なく海を見ると海と空ともに真っ赤に染まってる光景が目に映りました(；´Д｀)

太陽がやけに大きく、オレンジ色をしていました。


ふと、後ろに人の気配を感じたため、振り返ると先ほど防波堤に座っていた男がすぐ後ろに立っているのが目に付きました。

男は黙って管理人に何かを差し出しました。

かなり大きく思うそうな物体で茶色い汚らしい紙に包まれていました。

管理人が受け取りを拒んだため睨み合いが続きました。

長い沈黙のあと、男は低い声で呟きました。

If buried this to you in the garden, you of happiness is promised.

This is a Christmas gift from me.

管理人が呆然と立ちすくんでいると、男は無理やりその物体を管理人に押し付けるとそれ以上何も言わずに立ち去りました。


ふと、気づくと管理人は自室でマジックミラーを見つめているところでした。

どうやらヴィジョンは終わったようです。


その時です、足元に何か置かれているのに気づきました。

なんだろうというか、それがなんなのか直ぐにわかりました。


そうです、あの海岸の男から貰ったクリスマスプレゼントでした(；´Д｀)

恐る恐る開けてみると、何か汚らしい人形のようなものが入っていました。

同時に強烈な悪臭があたりに充満しました。

干からびた小さな人間のようで。。

何やらあちこち傷だらけで、顔が歪んでいるように見えました。。


とその時です。

その忌まわしい物体の目のあたりから血が滴り落ち始めました。

同時に全身から茶褐色の薄気味悪い汁がじんわりと湧き出し始めました。

そして、その物体は言葉を発しました。

Jesus Christ's birthday is damn shit,you also would think so?

もちろん、即刻投げ捨てたことは言うまでもありません。


管理人の意識はだんだん遠のいていき、部屋がぐにゃぐにゃに変形し、鮮やかな原色で光ってる光景を目にしました。

投げ捨てた物体はしゅうしゅうと音と湯気を立てどんどんと解け始めました。

その物体がある床のあたりの部分に突然ぽっかりと穴が開き、穴の中から蛇の大群がにょろにょろと湧き出し管理人に纏わりついてきました(；´Д｀)

そして、けたたましい音がしたかと思うと、天井から勢いよく鮮血が噴出して管理人のからだに降り注ぎ全身血だらけです(；´Д｀)

同時に、蛇が血みどろになって管理人のからだにまとわりついた光景が目に入りました。

そして、もの凄い勢いで血まみれの女の生首が突進してくる様子が見え、次第にあたりは薄ぼんやりと暗くなり。。


気づいたら、管理人はマジックミラーを見つめていました。

周囲は何事もなかったかのように全然普通の光景でした。



何年か前のクリスマスイブの出来事です。

そういえば、今日はクリスマスイブですか？


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