天空オフィシャルブログ

生命の樹のセフィロトは下部の5つが人間が把握できる意識構造を表してます。

マルクトは顕在意識です。

イエソドは潜在意識です。

この記事も参照してください。
⇒　願望成就には必ず犠牲や代償が必要な理由


ちなみに意識は中央の柱の部分です。左右の柱は厳密に言えば意識ではありません。

左右の柱のセフィロトがバランスを得た時に三角形下部のセフィロトの意識を活用することができるようになります。

下図を参照してください。




イエソド（潜在意識）に話しを戻しますが、一つ上の左右にあるセフィロトがホドとネツァクです。

ホドは知性ないし理性といった論理的思考力です。

ネツァクは感情です。

この2つのセフィロトが均衡に達した時イエソドの力（潜在意識）を活用することができるようになります。


なので、感情的で直ぐに切れるような人は潜在意識を活用することができませんし、理性的過ぎて感情が希薄な人もまた潜在意識を活用することができません。

ご存知のように潜在意識は奇跡的な力を持っているのです。しかし潜在意識は善悪な判断が全くできません。

心に思ったことを全て実現してしまいます。

従っていいことも悪いことも同時に起こるわけです。

総じて人はネガティヴに考えがちですから、イエソドに到達した場合、油断してると直ぐに良からぬことが起こるようになります。

また、ネガティヴ思考だけでなくイエソドはアストラル界と呼ばれるのですが、ここにはよからね住人がたくさん住んでいて足引きのチャンスを常に狙っているのです。

数百億の資産を築きながら一夜で破産してしまう人が後を絶たないのはそのためです。


ですが、まずは潜在意識を開発しなければ前には進めません。

でこの3つのセフィロトによって潜在意識が活用できるようになると、更に上のティファレトつまり高次自己を目覚めさせる道が開けます。

ただ、高次自己の召喚には更に上の左右の柱にあるゲブラーとゲドュラー、つまり峻厳と慈悲のバランスを得てなおかつティファレト犠牲が必要になります。

犠牲とは血と汗と涙です。

同時に悪魔との死闘に勝つことがティファレトに至る絶対条件です。

高次自己召喚目前になると必ず悪魔の必死の妨害に合います。これには例外が一つもありません。

なぜならば悪魔には、高次自己召喚に成功した人間に従え何でも指示に従ってこき使われる義務が課されているためです。


わかりやすく言うと、感情と理性を極限まで発達させて均衡させなおかつイエソドに至るタウの小径とイエソドを象徴を瞑想することによって潜在意識を制御し、峻厳と慈悲を均衡させて犠牲を捧げることができれば高次自己の召喚が可能になるわけです。

高次自己の召喚に成功すれば全てのカルマは解消され輪廻転生は終わり二度とこのよに生まれ変わることはありません。

でもって、肉体を捨て更に上を目指し最終的にケテルに至り光と化すわけです。


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